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CloudWAF
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各証跡の取得方法

各証跡の取得方法

証跡の種類ごとに、参照箇所や取得方法を記載します。

最終更新日:2024年6月7日

Cloud WAFエラー画面(Error code/インシデントID)

オンボードサイトにブラウザでアクセスした際にエラーが発生した場合、以下の情報が含まれたエラー画面が表示されます。

 

  • 以下の情報が含まれたエラー画面が表示されます。
  • Error code(「Error 数字」の箇所になります。)
  • インシデントID(Error code8・20・30・32の場合は表示されません。)
    ※その他、以下の情報も表示されます。
  • エラーの発生日時
  • リクエストの送信元IPアドレス
  • リクエストを処理したImpervaプロキシのIPアドレスとそのID

 

エラー画面のスクリーンショットを取得し、弊サポートへご共有ください。
各エラーコードの説明は以下をご確認ください。

Error Code 15Error Code 16Error Code 20

 

■Error 15
Cloud WAFで設定したセキュリティルールにより、リクエスト・IPアドレス・ユーザーがブロックされた場合に表示されます。

■Error 16
Cloud WAFで設定したWebサイト設定(Bot Access ControlまたはBlock Specific Sources)により、リクエストがブロックされた場合に表示されます。

■Error 20
TCPコネクションのタイムアウトにより、プロキシがWebサーバーへの接続に失敗した場合に表示されます。

プロキシ情報

① オンボードサイトへのアクセスに異常が発生した場合(遅延やタイムアウト等)、
トラフィックを処理するプロキシのIPアドレスを確認するため、事象発生中に
クライアント(お客様の端末)のブラウザから下記のURLにアクセスします。

 

http://<site name>/_Incapsula_Resource?NWQ=1

 

※<site name>にはお客様のFQDNを入力します。


プロキシ情報表示例

 

② ブラウザの出力結果を取得し、弊サポートへご共有ください。

harファイル

harファイルは、ブラウザとWebサーバー間での通信をJSON形式のデータで記録します。
ネットワークエラーが表示された場合、事象発生中にharファイルを取得する必要があります。

■Chromeをお使いの場合
① 事象発生中に対象サイトへアクセスします。
② 画面右上の三点メニューから「その他のツール」>「デベロッパーツール」を開きます。
③ 「Network」タブに移動します。
④ 「デベロッパーツール」左上のRecordボタンが赤くなっていれば録画が開始されています。Recordボタンがグレーの場合は一度クリックすると、Recordボタンが赤くなり録画が開始されます。
⑤ 事象の発生中にページを再読み込みし、リクエストの記録中に問題を再現します。
⑥ Recordボタンをクリックしグレーになったことを確認後、ダウンロードアイコンをクリックし、harファイルをダウンロード・保存します。

■Microsoft Edgeをお使いの場合
① 事象発生中に対象サイトへアクセスします。
② 画面右上の三点メニューから「その他のツール」>「開発者ツール」を開きます。
③ 「ネットワーク」タブに移動します。
④ 「開発者ツール」左上のRecordボタンが赤くなっていれば録画が開始されています。Recordボタンがグレーの場合は一度クリックすると、Recordボタンが赤くなり録画が開始されます。
⑤ 事象の発生中にページを再読み込みし、リクエストの記録中に問題を再現します。Recordボタンをクリックしグレーになったことを確認後、ダウンロードアイコンをクリックし、harファイルをダウンロード・保存します。

■Firefoxをお使いの場合
① 事象発生中に対象サイトへアクセスします。
② 画面右上の三本線メニューから「その他のツール」>「ウェブ開発ツール」を開きます。
③ 「ネットワーク」タブを開きます。
④ 事象の発生中にページを再読み込みし、リクエストの記録中に問題を再現します。
⑤ 記録した「ネットワーク」タブ情報の任意の場所を右クリックし「HAR形式ですべて保存」を選択し、保存します。

Cloud WAFデバッグURL

オンボードサイトのImperva CDNとキャッシュの動作を可視化するため
Cloud WAFデバッグURLを取得する必要があります。

① 管理コンソールにログイン後、Application Websiteを選択 > CDN > Cache > Cache Settings > Operationsにて「XRAY Access URL」をコピーします。
② コピーしたURLに任意のブラウザでアクセスします。
③ ブラウザの開発者ツールを開き、ページを更新します。
④ ネットワーク情報タブに移動後リソースを選択し、レスポンスヘッダーを表示します。

XRAY Access URL

⑤ レスポンスヘッダーには以下のようなヘッダーが挿入されます。
 
デバッグヘッダ出力例

※「XRAY Access URL」の有効期限は10分間となっております。
新しく「XRAY Access URL」を生成するには、Operations項目 >「XRAY Access URL」右側に表示されている更新ボタンをクリックします。